
TOPの画像は、私が書いたものです。下手くそーってコメントはお控えください(笑)伊之助の目がバグったため、存在だけアピールしてます。はい。
かなり大ヒットしているこちらのアニメ。両親の勧めで、2夜連続で放送していた土曜プレミアムを拝見させていただきました。
結論、
めちゃくちゃ心打たれました。多くの人に見てほしいです。ただアニメを見るじゃなくて、生きる上で大切なことをセリフから、それぞれのキャラクターの性格から感じ取ってほしいと思いました。
普段アニメは、子どものころから大ファンの「名探偵コナン」しか観ない私です。少しあまのじゃくな私は、「鬼滅の刃」は流行り過ぎていて、流行りものに乗っかるというのがどうも自分の中で腑に落ちなくて見て見ぬふりをしていました。

くせ強っ!!!!

いや、だいたい私ことわかってきてるやろ?(笑)
実家に帰省したタイミングで、両親が録画して、なぜか私のために消さずに残していたその作品を半信半疑で観ることにしたんです。一気に2夜分の5時間半を観終えているに気づいた私は、あー間違っていた。こんな素敵な作品をなぜもっと早くに観なかったのだと思いました。そう、引き込まれていたんです。
キャラクター一人一人が丁寧に描かれていることに感銘を受けました。数多くアニメを観たことないので、お前に何がわかると言われても仕方ないと思いますが、性格から人生の背景、それから個人の人生観までもが伝わってきそうな丁寧なキャラクター設定にアニメを超えたものを感じざるを得ませんでした。その5時間半のうちに3回も涙を流して、そのあとも止まらなかった涙がその証拠です。キャラクター一人一人に共感できることに、驚きと感動を隠せないと同時に、私はアニメそのものというより作者の方の大ファンになっていました。

「家族も仲間も強い絆で結ばれていれば どちらも同じように尊い」
なぜ、この作者は、キャラクター一人とっても、深くメッセージ性のある設定にできたのだろう。
なぜ、こんなに心を打つセリフが出てくるのだろう、書けるのだろう。
そんな疑問が一気に私の心を支配しました。
なんと言っていいのかわかりませんが、多くの人を惹きつけ、こんなにも話題になる理由が分かりました。と同時に、今回のアニメのファンは二極化しているのではないかとも思い始めました。
- 鬼滅の刃というアニメを好きになった人
- アニメの背景や作者の伝えたい想いに共感した人
私は後者ですね。映像も綺麗なので、医療系の映像は目を覆ってしまう私でも残酷なシーンもさほど気にならないですし、ストーリーもしっかりしていて、メッセージ性があるからこそ、子どもだけじゃなく、むしろ大人がハマる良さがあるだと。大人に人気がある理由は、そのキャラクターそれぞれのストーリーやセリフがガツンと心を打つからだと思っています。

え、何?評論家気取りなの?

いや、なんかね、感銘を受けすぎて、衝撃的過ぎて、伝えたいが先走ってる(笑)
考察・想いが止まらんわ(笑)

私は、我妻善逸が好きです。弱いけれど、弱音をいっぱい吐くけれど、真の強さを持ってるからです。私が思う真の強さとは、物理的にとか心理的にとかではありません。自分の弱さや自信の無力さを理解しているというところだと思っています。それを理解しているから、日々や自分を取り巻くあらゆる事柄に感謝が生まれる。その感謝がいざという時に、原動力になる。自分を信じてくれる誰かのためにどんな逆境でも立ち上がることができるんだと思っています。

我妻善逸の回は、涙で映像をはっきり覚えてなくて、見返しました。(笑)

映像観たかったんやないやろ?もう一回心整理したかったんやろ?

あ、バレた?わかってらっしゃる(笑)
どんな自分でも受け入れ、見捨てなかった存在が1人でもいて、その方を信じ切っていくことって、やはりこれも強さだと思うんですよね。自分を信じることも難しいのに、他人を信じるって、よほどの信頼関係がなければ成り立たないだろうと思います。でも信頼関係うんぬんではなく、善逸は自分の能力は信じられないけれど、その存在に感謝を示したいその一心で奮い立つことができるんだと感じました。「善逸を信じきって導き続けるおじい様」と「どんなに怖気づいても逃げ出しそうになったとしてもおじい様についていこうと努力し感謝を忘れない善逸」。なんと美しいことでしょう。なんて尊いことでしょう。綺麗ごとだなんていう方も中にはいらっしゃるかと思いますが、それはその方の感じ方であって否定はしません。ただ、私はこの強さを身に着けたいと強く思いました。

私も自分に自信なんてありません。自信がないからこそ、手あたり次第に挑戦する毎日です。このBlogだってそう。自分で何がしたいのかわからなくなったり、不安が募りっぱなしで人知れず泣いたりもします。でも、私のしたいことは1つ。
世界中の誰か1人でいいから、私が配信する何かを通して、一瞬でも自分は自分でいいんだって、何かを果たすことが人生の大儀じゃないということを感じ取ってくれる方がいたらいいということ。
自分自身は誰かにとって、特別な存在だと理解すること。家族は、友人は、恩師は、元気で生きていることだけを求めているのだと。心身ともにボロボロで名声を挙げても喜んではくれません。
他者から見る、いわゆる世の中の成功が、本当にあなたにとっての成功なのでしょうか?目に見えない誰かからの評価のために、自身をすり減らすことを周りは望んでいるのでしょうか?
名誉を得ることはとても素晴らしいことです。しかし、自分という人間が伴っていなければ、ただの装飾品に過ぎません。自らが求め、活き活き生きれる場所が必ずあります。あなたにとって最良の場所が必ずあります。私は他者の目に振り回されない生き方を選択していくことがこれからの世の中必要だと感じています。
自分は自分でいい。何かを纏おうとしなくていい。自分という存在は1人しかいないのですから。
