あっという間だった方が多いのではないでしょうか?私はあっという間でした。師走の実感もなければ、年末で2020年が終わる実感もないというのが正直なところです。
そして、不安な日常を過ごす方も多くなったように思います。私も含め(前回の記事にも書きましたが)。コロナという目に見えないものが発生し、この先どんな世の中になっていくのかという大きな不安が自身の人生だけではなく乗っかってきたのではないでしょうか。
さて、パソコンをカタカタやりながら、なんかまとまらないと感じている私です、はい。できる限り文字として残しておこうと思うから、2020年という年を残していこうと思います。
まず、目次はこんな感じかな〜
- 何もかもに嫌気がさした2020年前半
- 積極的にならなきゃ何も変わらないと思い始められた2020年後半

とてつもなくザックリしとる。。。

まあ、これが私よ(笑)

何もかもに嫌気がさした前半
2020年開けてすぐ、ドイツ企業に就職応募しました。初めて、英語で履歴書を書いて、60秒の自己PR動画を作成し、取引先のボスに頼み込んでRecommend Letterを書いてもらいました。2月16日の締め切りまでの1ヶ月間仕事片手間に必死で仕上げたこの時間は、何にも変え難いプライスレスな時間となりました。私の想いに賛同して、手を貸してくれた大好きな同僚、そしてオンライン英会話の先生とその家族。同じように時間をかけて、一緒に歩んでくれたのです。感謝以外の何者でもありません。周りに恵まれている事を実感したと同時に、いつか必ず世界を舞台に仕事する想いが決意に変わりました。しかし、コロナという悪魔がこの世の中を襲い、彼の悪風は私のチャレンジさえも吹き飛ばして行ったのです。書類の合否を待っている1ヶ月間は本当に本当に長く感じました。3月20日、「幾度も議論を重ねた結果、本年度は採用を諦めることになりました。」との通知に涙が止まりません。その涙の理由は2つありました。1つは、たくさんの人に支えられて準備したものが儚くも悪魔に吹き消されたのだと感じたから。こんなにも私のために時間を割いてくれた人達がいて、誰も悪くない理由に何とも言えない感情が私を襲いました。そして、もう1つは、1ヶ月も応募者のために議論を重ねてくれたことに感謝が溢れたから。ヨーロッパは、日本に比べて2月、3月は感染がどんどん拡大している最中でした。各国/各国民が不安の渦の中だったと思うのです。そんな状況にも関わらず、1週間に一度は、「今、応募者一人ひとりの審査をしています。もう少し待っていてください。」と連絡をしてくれていました。そのことが頭によぎり、”あー私はあのメールを何も気に留めずに受け取っていたけれど、相手の国がどんな状況かまで思惟できていなかった”と情けなくもありました。
どちらの理由にせよ、自分のことばかり考えてしまう狭い視野で何が海外を舞台にだと、甘ったれんなと。。。情けなくて悔しくて。
そんな中コロナが深刻化し、日本でも緊急事態宣言が発令。完全に自宅で仕事をするようになり、一日中家にいる毎日。仕事は激減しました。”もうダメだ。なんでフリーランスという道を選んだのだろう。あの時、なぜ私が辞めなきゃいけなかったのだろう。”そんな思いがただひたすら私を支配するだけの時間が過ぎていきました。他で稼ぐ方法を見出さなきゃいけないと必死だったように思います。目についた本は全て読み、機械音痴なのにMacBook Proを手に入れ、Adobeのチュートリアルを漁る。何がしたいのか、何を目指したいのか、ブレブレのまま、とにかく進んでいる感を実感しようとしていたのですね、きっと。

「不安」を「やっているという事実」で隠したかったのでしょうね。

その通りね。
そんなこんなで、2020年前半は、総じて、何をしているのだ自分はという想いと、辞める選択をしたのは自分なのに誰かのせいにして逃げようとする自分の姿が見え、そうじゃないだろと立て直す自分との葛藤を過ごす中で自分の醜さに嫌気がさす毎日でした。

積極的にならなきゃ何も変わらないと思い始められた2020年後半
今目の前にあるものだけで満足してはいけないのではないか。そう思わせてくれたのは、The Climate Reality Projectに参加したことでした。これもCSRを大学で研究していたこともあり、漠然といつか地球のためになることがしたいと思っていたのをふと思い出した時に勢いで参加しました。

BUaltが一部始終を記事にしているので、
気になる方は、こちらの記事をご覧ください。
世界が広がりました。こんなにも熱い想いを持った人が世界にはこんなにいるのだと。そして、誰もが詳しいということに衝撃を受けたのです。恥ずかしながら、私は熱い想いだけで何も知らないということに気づき、書物を読んだり、ネットの記事だけでは不十分かもしれない。学びたい。学問として学びたい。実家家族に相談し、出会えたのがCourseraです。ミシガン大学の授業を受けていくにつれ、Sustainabilityだけではなく物事を学術的に学ぶことの面白さ、大切さを実感しました。(学生の時に気づけばよかった…)そして、やればできないことはないんだと思ったのです。いろんなところにアンテナを張って、気になったら手当たり次第に手を出そうと思わせてくれました。その流れで、年明けにまた新たな学びの場に飛び込みます。
前回の記事にも書いたように、もちろん、今でも不安はあります。ただ、不安を理由に辞めてしまうことがどれだけ損しているのかに気がつきました。2020年の前半の「むやみやたら」にも意味があったのだと信じます。そこに時間をかけたことに何か意味があると自分が信じてあげないといけないと思うから。「がむしゃら」でもいい。それでしか出会えない景色があるはず。今もしくは、これから作る点がいつか線に結ぶと信じて、前を向くしかないと奮い立たせています。また、これが持続するように「強く」成長できるように2021年は過ごしていければと思っています。

2021年目標
- ダイブマスター取得
- 自分の中での新たなSustainabilityの道を開拓する
- 1国でも多くの国訪れる
- →観光ではなく実際に生活を体験するように(コロナの状況にもよりますが)
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。そして、定期的に訪れてくださっている方、いつも本当にありがとうございます。こんな私のBlogに時間を割いてくださることに頭が上がりません。本年は私という存在と合わせて、つたない記事がお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。皆様良いお年をお迎えください。
そして最後になってしまったのですが、今も第一線で闘ってくださっている医療従事者の皆様。少しでも早くとワクチンや薬の開発に励んでくださっている方々。そして、私たちの生活を支えてくださっている全ての方に感謝申し上げます。皆様のおかげで「今」があります。

コメント
Thank you for sharing your feelings with us, Shizuka. I could really feel your sincerity. Truly, we just need to keep moving forward and discover how we can live a more fulfilling life. 🙂